投資不動産の種類も大事

不動産投資を行うにあたって大切なもう一つのこと、それは、投資する対象となる不動産の種類です。少し広く考えてみたいのですが、投資目的で不動産を持つことだとすると、具体的には、土地と建物あるいは土地だけまたは建物だけと様々なパターンがあります。またマンションなのか、アパートなのか、それとも一軒家なのかも違います。貸出先として、居住用なのか、オフィス用なのか、それとも最近はやりの民泊需要を狙ったものなのか、このような点も検討材料となるでしょう。最も投資利回りがよいのは都会の単身向けマンションといわれますが、それも立地場所や経過年数によっても違ってきます。一軒家を買った人が転勤を繰り返す仕事柄、いない期間を小規模な個人事業主向けに貸し出すことも立派な不動産投資です。例えば理髪店などの事業用に貸し出す方が地域のニーズに合う場合もあります。アパート経営なら例えば大学の近くなら学生の需要が見込まれます。マンションでも居住用だけでなく、IT企業のなど起業したての会社のオフィスとしてのニーズもあります。

このように様々な利用対象が想定できる中で、何を対象に、何に投資したらよいかを見極めることが大切です。自分の価値観に合うかどうかも大事な点でしょう。以上のような点をしっかり考えることが、安定的なリターンを確保していくために欠かせないのではないでしょうか。

事業者の見極めが大切

不動産投資をするにあたって大事なことのもう一つは、自分ですべて経営するのか、それともすべて事業者に任せるのか、事業者に任せるなら、相手を見極めることです。

不動産投資の勧誘と管理業務を行う事業者をインターネットで検索すると、かなりの数がヒットします。このような会社は会社員や公務員に積極的に勧誘の電話をかけていますので、一度は電話を受けたことがあるという人は少なくないと思います。そんな中で、もし事業者にすべて任せるなら、総合的に見て信頼できる事業者なのかどうか、様々な角度からチェックして、自分で判断しなければなりません。まずは、大手建設会社や不動産会社の一事業部門のサービスなのか、系列なのか、それとも独立系なのか、このあたりが最初のチェックポイントでしょう。大手企業のブランドを重視するか、それとも違うところを選ぶか。

 

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さらに事業者の考え方の違いは次のような点に反映されていると思われます。物件の選択の考え方、収支計画、事業者の取り分、最低保証家賃収入、想定外の問題が起きた時への備え、老朽化対策など、長い事業期間をかけた投資になるわけですから、こういった点をどこまで分かりやすく、納得できるように説明しているかをじっくり見極めましょう。

不動産投資はビジネスだ

不動産投資を行うのに欠かせないことはたくさんありますが、一言で言えば、不動産投資は仕事だという認識を持つことではないでしょうか。

不動産投資は長期的・安定的な収入を確保するための手段であり、仕事つまり事業の一つにほかなりません。都会のマンションを一室購入し賃貸に出すのも事業ですし、アパートを一棟購入して学生や単身者に貸し出すのも立派な事業です。実施するには特別な資格は必要なく、誰でも行う事ができますが、ある程度の知識と手間がかかりますので、自分ですべてやるのか、家族に頼むのか、それとも専門の事業者に代行してもらうのか、その当たりを見極める能力も必要です。また見落とされがちなのですが、不動産投資による収入は不動産所得として収支計算を行い、税務署に申告する必要がありますし、他の所得と合わせてプラスがあれば、その分所得税を納めなければなりませんし、経費の方が多くてマイナスがあれば、損益通算といって他の所得と合算して税金が戻ってくることもあります。

このように不動産投資には数字を読む力と税務の知識も必要です。また、そもそもどの場所で誰を対象にするかを見極めるマーケティングの素養も必要です。誰も借り人がいないエリアで不動産投資をしたところでビジネスにはなりません。投資ですから儲かる可能性つまりリターンもありますが、損する可能性つまりリスクもあるわけです。この点を理解して不動産投資を行う事が必要です。